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うさぎのクリニック/ふだんの飼い方


(環境)

何と言ってもルーツは野生動物です。
1日中、ケージの中ばかりでは
健康的によくありません。
穴掘りが大好きですから、
庭に遊び場を作ってやりましょう。

まさかとお思いのかたもみえるでしょうが、
1メートルぐらいの柵は平気で飛び出ます。

ちょっと目をはなしたスキに逃げて
行方不明になってしまった例も、
他から聞きました。
外の遊び場には、
天井にも金網を張りましょう。

遊び場の庭に池があると危険です。
自分から落ちることはめったにないですが、
なにかに
追っかけられると池に飛び込んで
死んでしまうことがあります。

猫や犬などが近くまで
来る環境の遊び場は、
物理的に金網などで囲っても、
うさぎさんにとっては
かなりのストレスになります。

こういう環境では外で
遊ばせないほうがいいでしょう。

遊び場や、ケージを常に清潔に保ちましょう。
飼う者の最低限の義務です。

しかし、外ではダニや害虫に注意です。
このような危険が予想
される場所はやめましょう。

(気温)

うさぎさんは、温度(気温)
の変化に弱いです。
真冬の寒い時や、真夏の暑い時は、
当然、注意しますが
忘れがちなのが、春先や秋の、
朝昼夜の気温にすごく差がある日や、
昨日と今日の気温差がすごくある日です。

このような日には、うさぎさんは、
体調をくずしがちです。
十分注意してあげましょう。

いったん体温が下がると、腸の調子がくるい、
おなかをこわしてしまいます。
ストーブや電気コタツなど、
うまく利用しましょう。

特に小さなうさぎさんには、
寒い日は、早めの暖房が必要です。

また、夏は30度Cを超えない環境にしましょう。
30度Cを超えると、とたんに行動が
活発でなくなり、衰弱します。


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