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うさぎのクリニック/病気になったら


(動物病院)

犬猫に対して非常に敏感で嫌うので、
犬猫がそばにいる動物病院
に入院させても
逆効果で、かえって精神的にまいって
悪くなってしまうこともあります。

普段から、どの動物病院がいいか、
選択しておきましょう。

おかしいとおもった1日目には
病院に行きましょう。
(遅くとも2日目の早いうちに)
3日目では手遅れになる危険があります。

動物病院につれていけば治ると
安易に考えるのも間違いです。
獣医師もつらいでしょうが、
「もっと早めにつれて来なくてはダメだ」
というケースは多くあると思います。

何よりも早期発見と、健康診断です。

(患者と医者との関係)

うさぎさんに症状が現れた時、
動物病院につれていくべきか否か。
これは飼い主に課せられた
もっともむつかしくて
重要な判断を求められる時です。

ある医者は、患者側の
診てほしいという要望に応えて、
とことん最新の医療機器で
手術までやるかもしれません。

患者の要望に応えるのが
医者の役目?かもしれませんから。

うさぎさんは非常に神経の細い、
とてもストレスに弱い動物です。

人間にとって「ちょっと」は、
うさぎさんにとっては、
ちょっと、ではなく、命にかかわる重大事の
場合だってあるのです。

あまり飼い主が神経質になって、
安易に動物病院に連れて行くのも、
うさぎさんにとっては逆効果
になることもあるのです。

うさぎさんのきもちを考えないで、
物理的な医療行為を
優先する動物病院も残念ながら、
あります。

結果として、とても残念ながらうさぎさん
が死んでしまうこともあります。

しかし私はとてもいい事例を
経験しましたので紹介します。

あるとき、うーちゃんの食欲が減退したとき、
T動物病院に行き、
そのとき、さつきも「ついで」に
つれていき、なにか悪いところがあれば
診てもらおうとしていました。

うーちゃんの診察が終わって、
さつきも連れてきているので
診てもらいたいと言ったところ
その獣医師は、私に諭してくれました。

「うさぎはとても神経質な動物です。
診察台に上がるだけで、
ものすごいストレスです。
特に症状がなければ、
以前に健康診断もしていることだし、
今日は診ません。」

普通、病院は患者の求めに応じて
診るものだと思っていた私は、
そこで私のバカさ加減に気付きました。
あー、これだ。このことを
知らないが為にラッピーを亡くした。
なんとバカだったのか。と。

以来、この獣医師を唯一、
信頼するようになりました。

(看病)

獣医師の診断処置には、
必ず従いましょう。

切迫していて入院の指示なら
やむをえませんが、
自宅療養が可能と、医師が判断したら
最大の努力でうさぎさんを看病しましょう。
忠実に医師の指示に従って看病します。

考えたくないことですが、
生命あるもの、
いつかは亡くなる時が来ます。
その時をどのように対処するか、
最後まで入院で診るか、家で看取るか、
ふだんから心構えとして持ちましょう。


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